令和4年から健康保険制度が変わります

健康保険法等の一部を改正する法律が公布され、令和4年1月より順次施行されますので、その内容についてお知らせいたします。

傷病手当金の支給期間の通算化（令和4年1月から）

同一のケガや病気に関する傷病手当金の支給期間について、支給を始めた日から通算して1年6カ月に達するまで支給を受けられるようになります。



任意継続の資格喪失事由の追加（令和4年1月から）
被保険者からの申出による資格喪失が可能に

被保険者本人の意思に基づき申出すれば、申出の翌月1日に任意継続を辞めることができます。

【任意継続の資格喪失事由】

  • 任意継続被保険者となった日から起算して2年を経過したとき
  • 任意継続被保険者が死亡したとき
  • 保険料を納付期日までに納付しなかったとき
  • 再就職等により被保険者となったとき
  • 後期高齢者医療の被保険者になったとき
  • 任意継続被保険者本人が脱退を希望したときnew


育児休業期間中の保険料免除要件の見直し（令和4年10月から）

短期間の育児休業の取得について、月末時点で育休を取得している場合に当月の保険料が免除される対象でしたが、月末時点で復職していても、その月内に通算14日以上の育休を取得した場合は、当月の保険料が免除されることとなります。（長期間の育児休業の場合は従来どおり変更ありません）
また賞与保険料は、1ヵ月を超えて育休を取得している場合に限り、免除対象となります。